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【関空不全~台風21号の爪痕(中)】海上空港の“死角”地下施設リスク 「護岸偏重」のツケも

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【関空不全~台風21号の爪痕(中)】
海上空港の“死角”地下施設リスク 「護岸偏重」のツケも

 東日本大震災で被災した仙台空港を除き、電源設備を上階に移動させた例はない。国交省の担当者は理由について、「非常に重い設備のため、移動そのものが困難」と説明する。

 「海上空港である関空では、護岸を積み上げることだけに意識が集中し、地下施設の対策がおろそかになっていた可能性がある」。柴山教授はこう指摘し、続けた。

 「万が一、施設が浸水しても、空港の基本的機能だけは死守するという視点が抜け落ちていた。全国の海上空港に共通する課題だ」

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