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【華麗なる宝塚】暁千星、最後の新人公演 トート役は「“死”だけれど一番人間味がある」

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【華麗なる宝塚】
暁千星、最後の新人公演 トート役は「“死”だけれど一番人間味がある」

 自身にとって最後の新人公演「エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-」で約2年ぶり4度目の主演。月組の若手男役スター、暁千星(あかつき・ちせい)は12日の兵庫・宝塚大劇場での新人公演の終演後、「最後にこの作品で主演し、うれしさと不安、責任を感じていました。すごく緊張しました」と話した。

月組の若手男役スター・暁千星 月組の若手男役スター・暁千星

 本公演でも主要な役柄を担うスターらしく、繊細な芝居、声量たっぷりで高音域が光った歌唱、172センチの長身から繰り出すパワフルなダンスと、圧巻の舞台を見せた。

 もっとも、本人は「エネルギーを内に秘め、力強くトートを演じられたらと思っていましたが、いっぱいいっぱいでした。課題は山積です」と自分に厳しい。

 得意はダンス。さらに近年、発声の練習法を変え、低音から裏声の高音域まで鍛え、音域を広げた。「歌い上げる場面は気持ち良かったですが、東京での新人公演までにもっと低音域を磨き、エリザベートへの強い愛の中での、トートの葛藤やコンプレックスをもっと表現できたら」

 元月組トップ、瀬奈(せな)じゅんが主演した同作で宝塚のファンに。作品を見る前から、瀬奈のトートに魅了された。「格好良くて。作品の内容も知らない時から、ポスターやチラシの瀬奈さんのトートを切り抜き、スケジュール帳の表紙に貼っていました」。その後、映像で作品を見て、舞台のダイナミックな使い方が印象に残ったという。

 トート役を「トップさんによって毎回全然違う。演じる方の魅力が出る役」と考える。明るく爽やかな個性の自身が思うトート役は「“死”だけれど、一番、人間味がある。恋愛感情、嫉妬心、激しさがあるなと。私は嫉妬の気持ちは少し分かるなと。え、なさそうですか?」と笑わせた。

本公演で皇太子のルドルフを演じる暁千星(左)と主人公のトート役のトップ、珠城りょう(右) 本公演で皇太子のルドルフを演じる暁千星(左)と主人公のトート役のトップ、珠城りょう(右)

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