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無断で美容ローラー販売 大津の企業がMTG提訴

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無断で美容ローラー販売 大津の企業がMTG提訴

 大津市の炭素製品会社「大木工藝」が美容ローラーの試作品完成後に取引を中止された上、同じ技術を使った製品を無断で販売されたとして、美容機器メーカー「MTG」(名古屋市)に開発費用など計約4400万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が大津地裁(西岡繁靖裁判長)であった。

 MTG側は「原告の製品を使用したものではない」と請求棄却を求め争う姿勢を示した。MTGは電気の刺激で筋肉を鍛えるトレーニング機器「シックスパッド」などを手掛けている。

 争いになっているのは、MTGが昨年10月に発売した美容ローラー「オニキスブラック」。訴状によると、平成28年9月、大木工藝は遠赤外線を放射する炭素技術を使ったローラーヘッドを製作する取引契約を結び、29年3月に試作品を完成させた。しかしMTGはその後契約を打ち切り、別会社に製造を委託、販売した。

 大木工藝は「承諾なく、第三者に製品技術の情報を開示し商品化したのは契約違反だ」と主張している。同社は8月、同製品が特許権侵害に当たるとして、製造差し止めを求める訴訟も大阪地裁に起こしている。

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