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警察官発砲、不審車に盗難プレート…別事件に使用か

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警察官発砲、不審車に盗難プレート…別事件に使用か

パトカーと追われていた乗用車がぶつかったとみられる現場。いずれの車両も後部が損壊している=12日午前、大阪市生野区 パトカーと追われていた乗用車がぶつかったとみられる現場。いずれの車両も後部が損壊している=12日午前、大阪市生野区

 大阪市生野区で警察官2人が不審車2台に発砲し男1人が逮捕された事件で、2台の車にいずれも盗難被害に遭ったナンバープレートが取り付けられていたことが12日、捜査関係者への取材で分かった。大阪府警はうち1台を盗難車と確認。運転していた2人が車を別の事件に使った疑いもあるとみている。

 逮捕されたのは、住所・職業不詳、末次透容疑者(41)。肩などに弾が当たってけがをし治療しているが、命に別条はない。簡易鑑定で体内からは覚醒剤の成分が検出され、詳しく調べる。もう1人の男は、警察官が応援を求めている隙に逃げていたことも判明。府警は殺人未遂などの疑いで行方を追っている。

 府警によると、12日午前3時10分ごろ、府警生野署のパトカーが、停車中のシルバーの乗用車の運転手に職務質問しようとしたが、急発進したため追跡。約200メートル離れた袋小路まで追いかけたところで、別の黒い乗用車が現れ、パトカーとの間に割り込んだ。その後、2台は繰り返しパトカーにぶつかってきた。署員2人は拳銃を計7発発砲。黒い車に乗っていた末次容疑者に命中した。シルバーの車の男は、署員が、近くまで来ていた応援の警察官を呼びに行っている間にいなくなっていたという。

 捜査関係者によると、車にはいずれも盗難プレートが付いており、シルバーの車は車体番号から盗難車と確認された。黒の車は損傷が激しく、府警は盗難車か確認を進めるとともに、2台の車内の検証を進める。

 パトカーは同区で多発していた車上狙い事件の警戒中だった。

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