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【台風21号】大阪・神戸空港、国際線含め増便へ 計70便、周辺都市、受け入れ方針決める

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 台風21号によって一部機能が停止した関西国際空港発着便の大阪(伊丹)空港と神戸空港への振り分けについて、伊丹空港の周辺10市による「大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)」は12日、兵庫県伊丹市で市長会を開き、国土交通省から要請されていた国際線を含む計40便の受け入れを了承した。伊丹空港の運用時間は午前7時~午後9時に制限されており、夜間に1時間延長するかどうかも焦点だったが、これは認めなかった。

 市長会には伊丹、川西、宝塚の兵庫県3市と、豊中、池田の大阪府2市の計5市長が参加。この日参加しなかった兵庫と大阪の5市とは12日中にも合意を取り、国交省などに報告する。これを受け、伊丹空港で近く国際線を含む増便の受け入れが始まる。

▼社長「関西3空港…5000万人だ」 運用規制

 伊丹空港は現在、国際便の定期旅客便は運航されていないが、関空が開港した平成6年までは国際線を運航していた。

 10市協の会長を務める伊丹市の藤原保幸市長は市長会後に同市役所で会見を開き、増便受け入れの理由を「関空の国際拠点空港としての機能が失われていることは関西全体にとってマイナス」と説明した。

 40便の国際線と国内線の内訳は運営会社の関西エアポートの決定を受け入れる。運用時間の延長については「地元の理解が得られない」と各市に慎重な意見が多かったため見送るが、午後9時以降でも遅延した場合に限り発着を認める。

 国交省は関空の代替として、伊丹空港以外に神戸空港にも国際線を含む30便の増便を要請している。神戸市の久元喜造(きぞう)市長は「できることはしっかりやる」と明言しており、同市も受け入れを認める方針。

 神戸空港は自治体や財界で構成される「関西3空港懇談会」の取り決めで、午前7時~午後10時の運用時間と国内線のみの1日60便の制限がある。当面は現状の運用時間内での受け入れになる見込み。国際線については過去にチャーター便が発着したこともあり、関空や神戸港などから税関や検疫などの職員や機材を移せば対応できるとしている。

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