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【衝撃事件の核心】インバウンドで注目の大阪・西成の簡易宿泊所、覚醒剤密売の拠点に

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【衝撃事件の核心】
インバウンドで注目の大阪・西成の簡易宿泊所、覚醒剤密売の拠点に

簡易宿泊所が立ち並ぶ大阪市西成区のあいりん地区 簡易宿泊所が立ち並ぶ大阪市西成区のあいりん地区

暴力団の存在見え隠れ

 府警は内偵を進め、6~8月、簡宿を拠点に覚醒剤を売ったとして、いずれも住居不定、無職の43歳と46歳の男2人を逮捕。簡宿の一室から約25グラムの覚醒剤(末端価格約150万円)や注射器を押収した。

 府警の取り調べに対し、「やくざ風」との目撃証言があった無職男(43)は共犯の男(46)から「客1人につき、750円をもらっていた」と供述した。しかし覚醒剤の入手ルートについては2人ともあいまいな説明に終始。背後に暴力団の存在が見え隠れするものの、全容解明には至っていない。

 府警薬物対策課によると、あいりん地区ではこれまで路上での密売や、指定場所に宅配するデリバリー方式が主流だった。今回のように路上でキャッチした客を簡宿に案内し、室内で密売するのは新たな手口という。

 この簡宿は西成署からわずか50メートルに所在。捜査関係者は「西成では密売人の取り締まりを強化しており、目立ちにくい簡宿を拠点にしたようだが、それにしても署のすぐ近くでやるとは…」と話した。

悪名全国に…

 大阪の観光名所となっている超高層ビル「あべのハルカス」から約2キロのあいりん地区は、国内有数の覚醒剤の路上販売地域として知られていた。

 地元住民らによると、同地区では約20年前まで、路上に薬物を並べて売買する光景すら珍しくなかったという。覚醒剤使用後の注射器が通学路などに平然と捨てられていたこともあったとされる。

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