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いじめメモ隠蔽 背景に「神戸市教委の閉鎖性」 組織的なチェック機能働かず 有識者会議批判

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 神戸市で平成28年10月に市立中学3年の女子生徒=当時(14)=が自殺し、いじめの内容を記した調査メモが市教育委員会の首席指導主事の指示で隠蔽(いんぺい)された問題で、市教委の組織改革のために設置された有識者会議が11日、中間報告書をまとめ、教育現場の「(特定の個人に頼る)属人的かつ閉鎖的な関係性」が隠蔽の背景にあったと指摘した。

首席指導主事と校長だけで決める

 報告書では、学校が自殺直後に同級生から聞き取った調査メモについて、対応のほとんどを首席指導主事と当時の校長だけで決めており、組織として「チェック機能を全く働かせなかった」と指摘。市教委が当初「破棄された」としていた調査メモの存在が後に発覚した経緯をめぐり、文書管理などのルールにも「逸脱がみられた」と非難した。

 その上で、市教委内での役割分担の見直しや、学校と市教委の情報共有体制の構築などを要望。重大事態に適切に対応するため、学校に法的なアドバイスを行う「スクールロイヤー」の配置や外部監査組織の設置なども提言した。

 会議は学識経験者や弁護士ら8人で構成され、今年7月から3回にわたり問題の背景などを議論。11月をめどに最終報告書をまとめる。

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