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【WOMEN】「花は人生」 業界切り拓く フラワーアーティスト、石橋恵三子さん

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 育児まっただ中の昭和51年2月2日、「徹子の部屋」の放送がスタート。「ここまで続くとは考えてもみませんでしたね」と、伴走してきた長さを思う。6月にはこれまでの仕事の回想録『「徹子の部屋」の花しごと』(産業編集センター)を出版した。

 生きがいをくれた花は「私にとって人生そのもの」。だから、これからも花を生け続ける。「ずっと現役です。私には『引退』と『老後』はありません」と、快活に笑った。

キーワードは遂行力

 難題であればあるほど燃えるタイプ。季節外れのお花でも、要望があれば収録に合わせて咲かせる。湿らせた新聞紙でつぼみを包み、ポリ袋で覆って部分的な“温室”に。茎の断面をバーナーで焼くこともある。すべて長年の経験から培った技術だ。苦労して準備した花が最終的には画面に映らないことがあっても、「気にしません。私の満足は、自分で納得できたかどうかですから」。石橋さんが第1号だという「消えもの係」。自分の居場所を確立するのは自分の仕事ぶりなのだと、改めて感じた。(藤井沙織)

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