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【経済裏読み】“国内”のクルーズ船でカジノ発見 旅行とギャンブルはやはり好相性

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【経済裏読み】
“国内”のクルーズ船でカジノ発見 旅行とギャンブルはやはり好相性

イタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ ネオロマンチカ」 =京都・舞鶴港 イタリア船籍の大型クルーズ船「コスタ ネオロマンチカ」 =京都・舞鶴港

 実際には200人ほどの参加者で大当たりは1人も出なかった。その後に詳しく調べたところ、番号を50回コールするうちに25マスが空く確率は天文学的に低く、何千回、何万回繰り返してもまず当たりそうにない。

 そんなゲームを、例えば国内のショッピングセンターの催事場で毎日開催すれば、苦情が殺到しかねない。しかしクルーズ船の乗客は嫌な顔をせず、明るい雰囲気のまま散会となった。ビンゴに外れた子供たちも、相変わらず楽しそうに走り回っていた。

生活圏から離れた場所

 旅行とギャンブルの相性の良さを考察してみた。

 観光客は娯楽にお金を使う意欲が旺盛で、財布のヒモは緩い。普段は百円のカプセルトイすらもったいなく感じる親たちが、クルーズ船では2000円のビンゴカードを気前よく子供に買い与えていた。

 また、旅行中のギャンブルは、楽しい時間を過ごす手段として受け入れやすい。クルーズ船ではビンゴゲームがショーの延長のような形式で開かれ、多くの人は暇つぶしに参加していた。船内のカジノも、旅行中の暇つぶしという側面が強い。

 自分の生活圏から遠く離れた場所でのギャンブルは、依存症になりにくいという側面もある。パチンコや競馬・競艇・競輪のように、生活圏内に賭場があれば毎日のように通いかねないが、旅行中やクルーズ船内のギャンブルはそう何度も繰り返せない。

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