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【フェルメール展大阪展】フェルメールの進化をたどる旅

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 篠館長によると、フェルメールの時代、オランダの独立が承認されたことで、母国の市民社会が肯定的に描かれる風俗画の需要が高まり、画家もそうした題材を描き始めたのではないかと見る。「フェルメールには『恋文』など手紙を扱った絵が多い。情報の共有を意味する手紙を題材にした絵は母国の民度の高さを象徴する。そうした自己肯定感から風俗画が求められ、それが彼の新しい空間の創出に結びついたのだろう」

 今展はフェルメールの物語画家から国民画家への道をたどる旅でもある。

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