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台風に備え関西鉄道「計画運休」広がる 京阪・南海は初

京阪大津市役所前駅構内に貼られた紙=大津市御陵町
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 関西の鉄道各社は台風21号に備え、上陸前日の3日に運行見合わせを発表する「計画運休」に踏み切った。京阪電鉄と南海電鉄は今回初めて実施。自然災害が相次ぐ中、早期対応の手段として広がりつつある。

 JR西日本は3日午前に計画運休を発表。4日は特急260本以上を運休したほか、京阪神エリアの在来線は午前8時以降順次運転を取りやめ、正午すぎに全線運休した。

 同社は台風の最接近時に中心気圧が950ヘクトパスカルより低く、被害が出ると想定される場合に計画運休を実施。今回、利用客に大きな混乱はなく、広報担当者は「運休を事前告知することで、計画的に行動できたのではないか」と話す。

 京阪と南海も3日午後に発表、4日午前9時以降に間引き運転を始め、正午すぎに全線運休した。京阪は4日夜、メインの京阪本線などを復旧させ、「ある程度動きが想定でき、作業がスムーズに進んだ」として、今後も実施する考えを明らかにした。

 関西大の安部誠治教授(交通政策論)は「公共交通機関は安全が前提だ。出社、登校した人が帰宅困難になるのを未然に防げる」と計画運休を評価。「天気予報の精度も上がっており、今後さらに定着していくだろう」と話している。

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