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【関西の議論】「アップサイクル」って何? デザイン力で古着やごみから新しいものを

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 これまで廃棄処分にしていたニット生地を素材にして、ミニバッグや靴を製造している。完成した商品は“一点物”としてアピールし、ウエブサイトやインテリアショップで販売している。同ブランドを担当する梅林亮さんは「環境に配慮したものづくりへの共感の輪を広げたい」と意気込む。

 一方、若者らに人気のファッションブランド「SPINNS」を全国展開している「ヒューマンフォーラム」(京都市中京区)は今年4月、アップサイクルをコンセプトにしたカフェ併設の古着店「SPINNS ビンテージ&カフェ」(大阪市中央区)を若者の街・アメリカ村にオープンした。

 来店客から持ち込まれた古着のほか、汚れや痛みがあって商品にならなかった衣類を素材にして、店内の工房でエコバッグやエプロン、クッションカバーなどに変身させて販売している。なかでもTシャツの袖(そで)と首回りの部分を切って裾(すそ)を縫い合わせたバッグは人気商品となっており、スタッフが「もともとTシャツだった」と説明すると、来店客が「斬新だ」と興味を持って購入していくという。

 同じ柄がなく他人とは違った商品が購入できるのも人気の理由で同店の大森正弘店長(31)は「若いお客さんは、別の物に生まれ変わるユニークさやデザイン性が購入時の決め手になっている」と分析している。

デザイン工夫し世界的なブランドに

 アップサイクルはもともと、循環型社会に対する意識が高い欧米で生まれた。古着を雑巾(ぞうきん)として再利用する「ダウンサイクル」とは対照的に、アイデアや工夫を加えて製品をアップグレードさせる。

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