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【台風21号】停電、断水…疲労ピーク 阪神地域復旧遅れる いらだつ住民

停電を訴える人々がひっきりなしに訪れた関西電力阪神営業所=尼崎市西長洲町
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 兵庫県内を4日通過した台風21号で、県内では阪神地域を中心に7日も停電や断水などの影響が続き、各自治体は状況確認や復旧作業に追われた。尼崎市では関西電力の営業所に停電の復旧が進まない状況にいらだった市民らが詰めかけ、一時騒然となった。

 7日午後5時現在の県のまとめによると、停電時の火災でやけどをした尼崎市の男女2人が新たに確認され、負傷者は計59人となった。住宅被害は全壊が1棟、一部損壊が58棟、床上・床下浸水が63棟。

 関西電力によると、停電は7日午後4時現在で尼崎市内の約400軒で発生。しかし、同社の停電情報システムで確認できない場合もあるといい、現地調査や問い合わせをもとに確認を進めている。

 同社や尼崎市には「正確な状況を把握しているのか」などの苦情の電話が殺到。同社阪神営業所(同市西長洲町)には市民がひっきりなしに訪れた。市も急遽(きゅうきょ)、停電の相談を呼びかける広報車3台を出動させた。相談は同社窓口((電)0800・777・3081)。

 市内の一部地域では停電に加えて断水も起き、冷房やトイレが使えず住民はいらだちを募らせている。出産予定日を2週間後に控えた同市立花町の主婦(30)は「ホテルや親族宅を行き来したが、体力的に限界。復旧もまばらで、どうして自宅だけ停電しているのか」と不安を口にする。

 一方、高潮で浸水した車100台以上が燃える火災が発生した西宮市では、4日から6日にかけて車両火災が計9件発生した。

 市消防局によると、火災はエンジンルーム内の漏電などにより発生し、無人でも出火する恐れがあるという。浸水直後だけでなく、時間がたってから出火する場合もあり、同局は「浸水していたら絶対に自分でエンジンをかけず、専門業者に相談してほしい。電気自動車も感電する危険があり、触らないで」と呼びかけている。

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