PR

産経WEST 産経WEST

「3D拳銃製造」化学好きな普通の大学生…愛知県警幹部「何があったか」

押収された3Dプリンター=7日午後、名古屋・名東署
Messenger

 テロにも使われる爆薬を作ったとして愛知県警に逮捕された大学1年の少年(19)が、3Dプリンターで殺傷能力がある拳銃を製造した疑いが判明した。「非常に化学好きな、見た目は普通の大学生」(捜査幹部)の目的は-。来年、20カ国・地域(G20)外相会合の地元開催を控え警戒を続ける県警は、製造に至った経緯や動機の全容解明に乗り出した。

 「悪いことをするつもりで作ったものではない」。7日、銃刀法違反容疑で再逮捕された少年は、こう供述したという。

 自宅からは多数の薬品や手投げ爆弾のような物まで見つかり、捜査幹部を驚かせた。違法性が疑われる爆薬を他にも作っていた疑いも残る。

 少年は高校時代の3年間、科学系の部活に所属。爆薬を爆発させる様子を動画で撮影し、会員制交流サイト(SNS)で知人と共有していたという。捜査関係者によると、少年は再逮捕に驚いた様子はなく冷静だったという。捜査幹部は口々に「化学オタク」「方向性が違ったら賞を取れるような知見を持った少年。(テロにつながる)思想的背景はないが、何があったのか」といぶかる。

 米国では、政権が銃所持の権利を訴える企業に、インターネット上での3D銃製造方法のデータ公開を認めたのに対し、ワシントン州などが公開を禁じる訴訟を起こすなど、議論が激化している。

 3D銃の製造にはこうしたデータが不可欠。捜査本部は少年がどのように設計図を入手したのかを詳細に特定し、防止策につなげたい考えだ。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ