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【台風21号】渡月橋の欄干、京都市が被害状況を調査…部材再利用で修復へ

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【台風21号】
渡月橋の欄干、京都市が被害状況を調査…部材再利用で修復へ

倒れた欄干を調べる京都市建設局の職員と業者=京都市右京区の渡月橋 倒れた欄干を調べる京都市建設局の職員と業者=京都市右京区の渡月橋

 京都市は6日、台風21号で倒れた渡月橋(右京区、西京区)の欄干の被害状況を確認する現地調査を行った。市西京土木事務所の橋本典幸所長は、「現在ある素材を極力使い、安全性を保ちながら早期に復旧を目指したい」と話した。

 現在の橋は昭和9年に架設された。橋自体は鉄骨鉄筋コンクリート製だが、欄干部分は景勝地である嵐山の風景にとけ込むようヒノキ製となっている。

 今回の台風で全長155メートルの東側(下流側)のうち約100メートルが内側(歩道側)に向かって崩れた。これまで事故などで傷んだことはあるが、倒れたのは初めてで、市の担当者は「風によって倒壊するのは想定外だった」と話す。

 調査は市建設局の職員や欄干の大規模修繕に携わった経験がある業者ら6人が担当。欄干は風の力によって下から上に持ち上げられて抜けるように倒れたため、途中で折れた柱は少なく、現在の部材を再利用して修復できる見込みという。

 現在、橋の東側の歩道は立ち入り禁止だが、西側の歩道と車道は通行できる。

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