産経WEST

【浪速風】水没した関空 神戸空港があるじゃないか(9月6日)

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【浪速風】
水没した関空 神戸空港があるじゃないか(9月6日)

土砂などが残る関西空港。奥は連絡橋に衝突したタンカー=6日午前6時38分 土砂などが残る関西空港。奥は連絡橋に衝突したタンカー=6日午前6時38分

 関西国際空港は格安航空会社(LCC)の就航で、総旅客数は右肩上がりだった。平成29年度には2880万人と過去最高を更新し、30年度は3千万人を突破すると期待されていた。中国、韓国などアジアからのインバウンド(訪日外国人客)は、好調な関西経済を牽引(けんいん)してきた。

 ▼台風21号による高潮で滑走路などが水没し、対岸を結ぶ連絡橋にタンカーが衝突した。ダメージは大きく、天を恨みたくなる。同じ大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)に誘致をめざす2025年大阪万博にも悪影響があるかもしれない。1日も早い復旧を願うとして、ピンチをチャンスにできないものか。

 ▼この際、神戸空港の発着時間や便数制限を緩和し、国際線乗り入れを早期に実現すべきだ。神戸は今年4月に民営化され、関空、伊丹とともに関西エアポートが運営している。24時間運用可能な海上空港で、災害時などに機能を補完できる。3本の矢は強いという毛利元就(もとなり)の教えもあるではないか。

「産経WEST」のランキング