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【台風21号】国宝二の丸御殿の飾り金具が落下 京都の二条城…桜も多く倒木

遠侍の建物外壁にあった菊の紋の飾り金具は強風のため落下し、事務所内に保管された=京都市中京区の二条城
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 台風21号の影響で、京都市中京区の二条城では5日、国宝・二の丸御殿の遠侍(とおざむらい)の間と大広間の建物外壁にある菊の紋の飾り金具が落下するなどの被害が確認された。城内の観覧ルート全体に倒木があることなどから、5日も引き続き閉城。6日は二の丸御殿内部と障壁画展示収蔵館に限り観覧を再開する。

 二の丸御殿の遠侍は、車寄を入ってすぐの来殿者が最初に立ち入る建物。遠侍の間の外壁にある菊の紋の飾り金具は、直径約1・2メートルで、約150年前の明治初期に取り付けられたという。菊の紋だけでなく周囲の飾り金具も落下。さらに、黒書院と大広間の南や東に面している屋根瓦の一部が落下して二の丸庭園に散乱した。

 二の丸御殿と本丸御殿の間にある重要文化財の鳴子門の木製扉も破損したほか、重文ではないものの、同御殿の北側に沿うように造られている西築地塀が約100メートルにわたって扉とともに全壊した。

 また、春になると美しい桜のトンネルが名物となる城内北部の庭園、清流園の桜並木もかなりの数の木が倒れたり、枝が折れたりした。同所にある京都の桜の開花基準となる標準木に被害はなかった。

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