PR

産経WEST 産経WEST

【台風21号・関空ルポ】轟音、停電、携帯つながらず…まさかの孤立、食料はバナナのみ、身にしみた準備の大切さ

Messenger
出発ロビーで体を休める人たち=5日午前、関西国際空港(嶋田知加子撮影)
出発ロビーで体を休める人たち=5日午前、関西国際空港(嶋田知加子撮影)

おなかがペコペコ 頼みのコンビニは長蛇の列

 台風21号の直撃を見越し、早めに到着した人の姿も目立った関西国際空港第1ターミナルビル。冠水で滑走路が閉ざされた4日昼には、行き所のない利用客でごった返し、関空島内のいずれの飲食店も満員だった。このときコンビニで購入したバナナが、まさか唯一の食料となるとは…。

 午後2時ごろ、台風による被害状況を確認しようと保安区域の搭乗ゲート内へ向かうと、保安検査場で「ゴーッ」という轟(ごう)音(おん)が鳴り響き、その場でのけぞった。まるで地響きのようだった。

 記者室で少し仕事をした後、再び第1ターミナルビルのロビーへ。このとき、2階で電気がついていたのは一部の店舗だけで、3階は完全に真っ暗。“頼みの綱”のコンビニには100メートル以上の長蛇の列ができていたが、午後8時半には閉店した。

▼「シンガポール行けず悲しい」「しんどい」…“孤島”関西空港から利用客が高速船で神戸空港に到着

 日付が変わった午前2時ごろ、第1ターミナルはさらに蒸し暑くなっていた。うちわで仰ぎながら眉間にしわを寄せている人、地面に突っ伏して寝ている人…。あまりの暑さに、屋外で横になっている人の姿もあった。

ターミナルビルで体を休める人たち=5日午前、関西国際空港(嶋田知加子撮影)
ターミナルビルで体を休める人たち=5日午前、関西国際空港(嶋田知加子撮影)

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ