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【ボストンから一言(19)】 「Kimonoは『人種差別主義』『帝国主義』」芸術イベントで理不尽な日本批判

米ボストンの観光スポットとなっているレッドソックスの本拠地フェンウェイ・パーク。観光客も多く訪れる(ロイター)
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 ちょうど今から3年前。米ボストンの観光スポットにもなっているボストン美術館で、同館が所有するクロード・モネの有名な作品「ラ・ジャポネーズ」にちなんだイベントが開かれたが、理不尽きわまりない日本批判を受け、ひと悶着(もんちゃく)が起きた。

 印象派を代表するフランス人画家のモネによる「ラ・ジャポネーズ」は、彼の妻が、日本の派手な模様と色彩の打掛(うちかけ)をまとい扇子をかざしている絵だ。

 美術館のイベントでは、「この絵のモデルであるモネの妻と同じ打掛を羽織って、壁に掛かった作品の前で写真を撮ってください」と、来場者が複製の着物を着て、モネの芸術との一体感を味わってもらうという趣旨のものだった。

 ところが、これにアジア系の女性とみられる一部の人たちがかみついた。

 彼女らは美術館内のイベント会場で、打掛を試着している人たちの目の前に抗議文を掲げて立ちはだかったり、モネの絵の前に立ち、芸術を鑑賞にきた来場者の邪魔をしながら自分たちの主張をアピールしていた。

 新聞に載った3人の女性によると、“Kimono”は、「アジア人に対する人種差別主義」、ステレオタイプが抱く「異国情緒」、そして「帝国主義」に繋がるとしている。

 どうしてこのようなへ理屈が生まれるのだろう。私たち日本人が誇りにする芸術作品でもある着物を、泥靴で踏みにじられたような気持ちになる。

 その上、あたかもアジア人を代表するような言動で、許し難い。抗議を先導している女性の名字からすると中国系の可能性がある。

 偶然にも、隣人の男性がボストン美術館に勤務していたので、何者なのかと聞いてみた。

■芸術にイデオロギーを持ち込まれ嘆息

 彼は美術鑑定や美術品に使用されている材料の分析が専門のため、問題の詳細は分からなかったが、情報が手に入り次第教えてくれるということになった。

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