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【名伯楽の挑戦(3)】アテネ五輪で「遭難」した想い出 野口さん金メダルに立ち会えず 広瀬永和さん

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 マラソンランナー、野口みずきさんを20年近く指導した広瀬永和(ひさかず)さん(53)=岩谷産業陸上競技部監督=のインタビューは3回目。野口さんが2004年のアテネ五輪女子マラソンで金メダルを獲得した際のエピソードを語ってもらった。広瀬さんはアテネで「遭難」に会い、優勝の瞬間に立ち会えなかった。(聞き手 坂井朝彦)

平成24年に米国ボルダーで合宿する広瀬永和監督(左)と野口みずきさん。二人三脚の旅路は約20年にわたった
平成24年に米国ボルダーで合宿する広瀬永和監督(左)と野口みずきさん。二人三脚の旅路は約20年にわたった

日本人には不利なコースで優勝

 --アテネは200メートルの高低差があるなど過酷なコースでした

広瀬 一番、きついコースですよね。暑さとコースのことを考えると、本当にここでやるのかなっていうのが最初の印象でした。そんな中で後半の(残り)10キロくらい、下るのを考えると。すごく、(体格面で劣る)日本人に不利だよねって印象を受けたわけですよ。野口が戦うことを考えると、野口のレースをさせないと当然、勝つことはないし、入賞することもないだろうって。コースを見たときに下りでは勝負できないから、下りの前にいかに離すかということしか考えなかったですよね。

 --27キロでスパート

 それがうまく的中したというか、はまりました。

女子マラソン五輪金メダリストの野口みずきさんを育てた広瀬永和さん。創部したばかりの岩谷産業陸上部でも駅伝やマラソンに挑む=大阪市中央区本町の岩谷産業本社
女子マラソン五輪金メダリストの野口みずきさんを育てた広瀬永和さん。創部したばかりの岩谷産業陸上部でも駅伝やマラソンに挑む=大阪市中央区本町の岩谷産業本社

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