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【萌える日本史講座】隠れキリシタンの里、新名神を望む丘陵に広がる墓地群 信者の人骨?発見

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【萌える日本史講座】
隠れキリシタンの里、新名神を望む丘陵に広がる墓地群 信者の人骨?発見

人骨が見つかった隠れキリシタンの墓とみられる穴(左手前)=大阪府茨木市千提寺 人骨が見つかった隠れキリシタンの墓とみられる穴(左手前)=大阪府茨木市千提寺

 キリシタン大名、高山右近(1552~1615年)の旧領地で「隠れキリシタンの里」といわれる大阪府茨木市千提寺(せんだいじ)地区。新名神高速道路を見下ろす丘陵地にある千提寺菱ケ谷(ひしがたに)遺跡で、江戸時代に葬られたとみられる人骨が当時の状態で1体分発掘された。大正時代に民家の屋根裏から木製のイエス・キリスト像などが見つかったことで、隠れキリシタンの存在が明らかになり、近年は新名神整備に伴う発掘で信者の墓が次々と発見された。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産登録で脚光をあびるなか、大阪北部の山間部でも信仰を守り続けた人々がいた。(小畑三秋)

 十字架はなかったが…

 千提寺菱ケ谷遺跡は、隠れキリシタンの実態などを明らかにするため、市教育委員会が平成26年から発掘。今回見つかった人骨は、長さ1・6メートル、幅90センチの長方形の穴に葬られた状態で見つかり、頭部は歯やあごも含めてほぼ完全な形で残っていた。江戸時代の人骨とみられ、手や足、骨盤の一部もあり、足を曲げて寝かせた姿勢で埋葬されたとみられる。

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