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【西日本豪雨】四国巡礼の遍路道も豪雨被害 全容分からず…愛媛、四国4県で調査も

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【西日本豪雨】
四国巡礼の遍路道も豪雨被害 全容分からず…愛媛、四国4県で調査も

西日本豪雨による川の増水で流された山中の遍路道に架かっていた丸太の橋=愛媛県宇和島市 西日本豪雨による川の増水で流された山中の遍路道に架かっていた丸太の橋=愛媛県宇和島市

 西日本豪雨では四国八十八カ所霊場を巡礼する遍路道も被害を受けた。四国遍路文化の継承や世界遺産登録を目指すため四国4県や四国経済連合会などで構成される協議会は8月から、道路法上の道路に指定されていない山中の遍路道の被害調査を開始。札所の住職ら関係者は「被害の全容は分からない」と話している。

 山中には歩きのお遍路さんしか利用しなくなった道も多く、整備は地域住民やボランティアが担ってきた。江戸時代の宇和島藩の公用道で、愛媛県愛南町の40番札所観自在寺から山中を通って宇和島市別格6番竜光院へ向かう約40キロの中道もその一つ。長年整備に携わってきた大森寿人さん(74)らが約1週間かけて歩いて調査した結果、橋が流され、路肩が崩れるなど修復が必要な箇所が40近く見つかった。

 中道は市民団体「『四国へんろ道文化』世界遺産化の会」の呼び掛けで、遍路経験のあるボランティアが週末を利用して宮城県や東京都など全国から集まり整備してきた。丸太を組んだ橋を架け、路面をならすなど5年をかけて、今年3月に開通させたばかりだった。

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