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汚染物質の排出基準を強化 神戸市と神鋼が再協定、石炭火力計画踏まえ 

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汚染物質の排出基準を強化 神戸市と神鋼が再協定、石炭火力計画踏まえ 

 神戸市は30日、神戸製鋼所と電力事業を行う子会社2社の間で、汚染物質の排出量などの基準を定める環境保全協定を再締結した。神鋼の神戸製鉄所(同市灘区)の高炉跡地で進められている石炭火力発電所2基の増設計画を踏まえ、基準値を厳しく見直した。

 増設計画をめぐっては、神鋼のアルミ製品などの性能データ改竄(かいざん)問題を受け、国の増設認可の前提となる環境影響評価(アセスメント)審査の手続きが一時遅れたが、今年4月には事実上認められた。神鋼では今年度中に着工し、平成33~34年度に3、4号機を順次稼働する予定という。

 新たな協定では、排ガス中の汚染物質「煤煙(ばいえん)」の年間総排出量について、4号機稼働後も旧協定を下回る値に設定。既設の1、2号機の煤煙の排出濃度も段階的に下げ、協定値を超えた場合には速やかに公表することなどを盛り込んだ。

 神鋼は「国内最高レベルの厳しい協定だと思う。しっかりと守っていきたい」としている。

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