PR

産経WEST 産経WEST

大津市の大戸川ダム早期着工を 豪雨対応で要望相次ぐ

Messenger

 滋賀県内13市の市長でつくる県市長会(会長・山仲善彰野洲市長)は29日、大津市内で定例の会合を開いた。大きな被害をもたらした7月の西日本豪雨を踏まえて豪雨時の対応が話し合われ、その中で建設凍結中の大戸川(だいどがわ)ダム(大津市)の早期着工を求める意見が相次いだ。

 会合には瀬田川洗堰(あらいぜき)を管理する国土交通省琵琶湖河川事務所や近畿地方整備局、琵琶湖の排水施設を管理する水資源機構の担当者も出席。

 瀬田川洗堰は大雨などの際、琵琶湖下流の天ケ瀬ダム(京都府宇治市)への流入量が一定値を超えると全閉し水の流出を止めることとなっており、県内の自治体からは反発も根強い。

 近畿地方整備局は、現在天ケ瀬ダムの改修を進めているとし、「大戸川ダムがあれば天ケ瀬ダムの流入量も減り、(支流の)合流点も流れやすくなる」と述べた。

 出席した市長らからは「大戸川ダムは淀川に大きな影響があり、欠くことができない。ぜひお願いしたい」などと、早期着工を求める声が上がった。

 また、県は今年度、大戸川ダム建設による効果を独自に検証する勉強会を設けており、進捗(しんちょく)状況についての質問もあった。

 県の担当者は「西日本豪雨と同様の線上降水帯が県内で起きた場合の想定も追加し、年内に2回目の勉強会を開催するよう作業を行っている」と回答した。

 一方、大雨などの際の県との連絡態勢について「避難準備情報や避難勧告にも関わるので、瀬田川洗堰の操作がどうなるか、説明会を開くなどしてしっかりと教えてほしい」などと不満の声も上がった。

 県や琵琶湖河川事務所など各機関の連携についての質問もあり、県は今後議論を進める考えを示した。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ