PR

産経WEST 産経WEST

【関西の力】スポーツ用品メーカー(4)関西が誇るカーボン 車や時計にミズノ製品、スポーツの枠超える技術

Messenger

 関西発祥の大手スポーツ用品メーカー、ミズノが新たな可能性を追求する“前線基地”は、岐阜県養老町にある。同社が世界に誇る「カーボン(炭素繊維強化プラスチック)加工」の拠点があるからだ。軽量で頑丈なカーボンはゴルフクラブのシャフトや、テニス、バドミントンのラケットなどに用いられ、トップアスリートだけでなく愛好家が使う製品にまで汎用(はんよう)性を高めている。同社が改良を重ねてきた秘伝の技術だが、最近はさまざまな分野への応用も進んでいる。

さまざまな分にゃで活用されるミズノのカーボン技術
さまざまな分にゃで活用されるミズノのカーボン技術

競技用義足 「走る」基本動作を徹底解析

 昨年7月、ミズノは陸上競技用の義足の生産販売に新規参入すると発表した。着地したときに地面から反発力を得るための「板バネ」と呼ばれる湾曲部分にミズノ独特のカーボン加工技術が生かされている。

▼【関西の力】スポーツ用品メーカー(3)世界2強追うアシックス 東京「独占」契約で存在感 五輪商機競う関西勢

 陸上競技の義足はこれまで、海外製品の独壇場だった。2014年夏、ミズノの技術に目をつけた福祉機器メーカー、今仙技術研究所(岐阜県各務原(かかみがはら)市)から「日本選手に東京パラリンピックでメード・イン・ジャパンの義足を使ってもらいたいのだが…」と相談を受けた技師の宮田美文さん(54)が共同開発をミズノ本社に掛け合った。

 同社にとって未知の領域となる障害者スポーツ用具の開発。健常者のトップアスリートを相手に培ったノウハウは豊富だが、同じようにはいかなかった。まずは「走る」という基本動作を徹底的に解析するところから出発した。

続きを読む

関連ニュース

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ