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【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】ギャンブル依存は脳の仕業?

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 このことに気がついているのって、今、日本の競馬ファンの中で、俺ひとりじゃないの。

 もしかして、俺って…。

 こんなふうに自分は選ばれた存在じゃないかと勘違いしてしまうことが、人間には間々(まま)ある。

 小説家であり、医学博士でもある帚木蓬生(ははきぎ・ほうせい)さんがお書きになった名著『ギャンブル依存とたたかう』(新潮選書)に、こういう記述がある。

 <ある種の条件下におけばあらゆる人がギャンブル依存症になるのは、どうしてでしょうか。これはヒトの脳がギャンブルという落とし穴にはまりやすい仕組みになっていると考えたほうがよさそうです。サルからヒトへと進化していく間に、それにともなった変化を遂げた脳を持つヒトだけが生き残ってきた結果だといえます。その変化とは、思いがけない報酬を強く記憶し、同じ行為を繰り返すように指令を出す脳の傾向です>

 その実例を間近で見たことがある。7月28日(土)のこと。札幌競馬で、朝の1レースからこういう結果が続いていた。

勝ち馬     単勝配当

1R コントラチェック110円

2R タイセイパルフェ210円

3R イグレット330円

4R ブルレジーナ430円

5R レーヴドカナロア520円

 ご覧のとおり、単勝配当が100円台→200円台→300円台と順繰りに来ていた。これに気付いた競馬風俗研究家の立川末広は「次の6レースは単勝600円台の馬が勝つはず。気付いた俺だけがもうかる。前にも同じようなことがあった」と成功体験を思い出し、6レースのカシノデジールの単勝(オッズ6.8倍)にぶち込んだというのだ。結果は4着(!)。

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