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【衝撃事件の核心】教員パソコンをカンニングで大阪医科大生逮捕 患者カルテなど46万件流出

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「友達に自慢」

 なぜ、大量のデータを盗み出したのか。動機は単純で「勉強のために先生の講義用データがほしかった」と府警に説明した。

 大学によると、授業資料を学生に配布するかどうかは各教員に一任している。資料を配らずに教室でスライドを示すだけの教員もおり、こういう資料を入手したかったと話しているという。

 では全て勉学目的だったかというと、そうでもなかった。「みんながほしいレジュメのデータを自分が持っている」。データのコピーに成功すると、優越感ともいうべき感情が芽生え始めたようだ。男子学生は「データを持っていることを自慢して、友達から尊敬されたかった」とも供述。実際に、知り合いの学生数人にデータを渡していたという。

甘い認識

 短絡的ともいえる犯行は、同時に大学側のセキュリティーの甘さも浮き彫りにした。

 大学によると、教卓のパソコンには、ログインIDとパスワードが書かれたシールが貼られており、誰でも操作が可能だった。シャットダウンした際に初期状態に戻すソフトは入っておらず、インストールしたバックアップソフトはパソコン内に残り続けた。

 また、付属病院の規定では、患者に関する情報を個人が特定できる状態で院外に持ち出すことを禁止していたが、一部の教員がUSBに保存し、持ち歩いていたことも明らかになった。大学の担当者は「院外は『病院の外』という意味だが、『同じ敷地内にある大学なら大丈夫だろう』という認識の教員がいた」という。

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