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【衝撃事件の核心】教員パソコンをカンニングで大阪医科大生逮捕 患者カルテなど46万件流出

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【衝撃事件の核心】
教員パソコンをカンニングで大阪医科大生逮捕 患者カルテなど46万件流出

 パソコン内のデータを別の場所に自動保存する「バックアップソフト」。インターネット上では無料ソフトも多数公開されている。本体故障時に役立つこの便利ツールを、あまりに不届きな用途に使った医大生が大阪府警に逮捕された。教員用のパソコンにこのソフトを仕込み、成績アップのためにデータを“カンニング”していたのだ。抜き取られたデータの総量は、付属病院の患者カルテというプライベートな医療情報を含む約46万件。大規模な情報流出だったが、当の医大生は事の重大性に気づいておらず、逮捕時、医大生は「これで逮捕?」と驚きの表情を浮かべていたという。

堂々インストール

 白昼堂々の犯行だった。

 1月25日、大阪医科大(大阪府高槻市)のある教室。休み時間に入室してきた4年の男子学生(24)は教卓に近づくと、大学の備品のパソコンに記録媒体(USBメモリー)を差し込んだ。

 パソコン上で、バックアップソフトのインストールが始まった。教室内には他の学生もちらほらいたが、何食わぬ顔で作業を続けた。

 数分でインストールは完了。表示を確認して教卓を離れ、席に着いた。

 ソフトは無料で公開されており、教員がこのパソコンでUSBメモリーなどの記録媒体を使うと、その媒体内の全データが、大学内のサーバーにコピーされる設定になっていた。つまり授業のたびに情報が、サーバーに流出し続けていたことになる。

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