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相次ぐ「想定外」災害受け鉄道各社、早期復旧へ備え 優先点検やツイッターでの運行情報発信

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 大阪北部地震や西日本豪雨で甚大な輸送障害が発生した鉄道各社は、災害で損傷しにくい車両の検討やツイッターを活用した運行情報の発信、早期復旧に向けたマニュアル整備など対策を急いでいる。これまで進めてきた災害対策が一定の効果を上げたものの、「想定外」の部分で被害が出るなど脆弱(ぜいじゃく)性が露呈。鉄道会社の関係者は「経験した災害を教訓に、新たな対策を続ける他はない」と話している。(前川康二)

鉄道各社が進めている自然災害への主な対策
鉄道各社が進めている自然災害への主な対策

M7クラスの地震にも耐えられる想定だったが…

 「ここまで復旧に手間取るとは思わなかった」。6月18日朝に発生し、最大震度6弱を観測した大阪北部地震について、大阪モノレールを運行する大阪高速鉄道の担当者は振り返る。

 地震でモノレールの軌道を切り替えるポイント(分岐器)が故障。所有する全21編成の約半数で振動を吸収する部品が外れかけているのが見つかった。車両の台車枠が変形しているのも確認され、結局平常ダイヤに戻ったのは地震の10日後だった。

▼【西日本豪雨】続く鉄道網の寸断 貨物列車も運休、代替輸送能力は被災前の13%…赤字路線「廃線になるのでは」と不安

 同社は平成26年度までに駅舎や軌道の耐震補強工事を完了。マグニチュード7クラスの地震にも耐えられる想定だったが、「車両トラブルでの長期運休は想定外」(担当者)で、同社は8月上旬に検討委員会を設置。地震に強い車両の検討などの方策を来年3月末までに取りまとめる予定だ。

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