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【軍事ワールド】「トランプ宇宙軍」の目指す方向定まらず、視界不良…

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 こうした「キラー衛星」や「衛星破壊ミサイル」の脅威から自国の衛星を守るのは米国にとって急務だ。ハイテク化した米軍はいまや艦船や戦闘機、地上部隊など離れた部隊を組織的に動かすため衛星によるデータリンクを常用している。この“繋がり”を守ることは極めて重要なのだ。

 だが、「守る」となると、どうやって-との疑念が生じる。米メディアも今回の「宇宙軍」構想について具体的な情報はなかったとするものがほとんどで、どのような防衛方法を採るのか、またはキラー衛星を潰す攻撃衛星を開発し配備するのかなど、具体策は今後の行方を見守るしかないようだ。

 ただ、今回のトランプ政権による宇宙軍構想には、別の狙いも透けて見える。

 チキンレース

 米国ではすでに空軍内に「空軍宇宙軍団」が存在し、約3万6千人が所属。軍事衛星の打ち上げや早期警戒衛星などの運用にあたっているほか、「謎の任務を行う宇宙機」として知られるX-37の運用も行っているとされる。この組織を拡充すれば、宇宙軍を新設する必要はさしてない。

 大上段に構えて「6番目の軍」を作ると公表するのはなぜなのか。一部の米メディアで指摘されるのが次期大統領選だ。「2020年までに宇宙軍の創設を目指す」とペンス氏は述べたが、その2020年は、11月3日に大統領選が予定されている。選挙の直前に宇宙軍が組織され華々しくPRされれば、トランプ氏にとって実績のアピールとなる。

 もうひとつ見逃せないのが、この計画には「スターウオーズ構想」の再来ともいえる側面があることだ。

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