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【関西の力】スポーツ用品メーカー(1)「日の丸スポーツ」関西に拠点 ハイテク技術の塊、ものづくり文化に支えられ

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関西の主なスポーツ用品メーカー
関西の主なスポーツ用品メーカー

2020年東京五輪・パラリンピックを見据え

 関西から次々とスポーツ用品メーカーが生まれた背景には、シューズや野球用具の材料となるゴムや革、綿などを扱う産業が、大阪や神戸を中心に盛んだった地域特性がある。独自の技術力を活用しながら事業展開する企業の存在も商品開発の一助となった。植田教授は「戦後、首都圏に産業の拠点が移っていく中で唯一、関西に技術者が残った産業がスポーツ用品産業だった」と話す。

 そうした関西のものづくりの文化の中で発展してきたスポーツ用品は今や「ハイテク技術の塊」ともいわれる。大手スポーツ用品メーカーは「技術開発競争をリードする企業」でもある(ともに「関西スポーツ産業のポテンシャルと今後の展開に関する調査」から)。

 メーカーの垣根を越えた「球活」が緒に就く一方で、2020年東京五輪・パラリンピックを控え、国内のスポーツ産業はある意味、戦国時代を迎えているともいえる。ナイキやアディダス、プーマ(ドイツ)といった海外ブランドの進出も著しく、熾烈(しれつ)な生存競争は激しさを増している。

 関西生まれの“日の丸ブランド”はどう伍(ご)していくのか。昨夏のリオデジャネイロ五輪で、日本勢の史上最多となる41個のメダル獲得を支えた各メーカーの力が問われる時代が到来している。

(平成29年1月30日夕刊1面掲載 年齢や肩書き、呼称は当時)

     ◇

 伝統、文化、医学、農業、エンターテインメント、スポーツ…。関西には世界に誇れる魅力あるコンテンツがあふれている。現状の停滞を打破し、突破できる「力」とは何か。この連載では、さまざまなジャンル、切り口で「関西の力」を探る。

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