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疎開の思い出77枚で描く 滋賀・愛荘町で成瀬國晴展

疎開生活を描いた成瀬さんのイラスト展=滋賀県愛荘町
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 大阪出身のイラストレーター、成瀬國晴さん(82)が滋賀での疎開体験を描いたイラスト展が滋賀県愛荘町市の愛知川びんてまりの館で開かれている。終戦までの1年間を過ごした農村での日常を温かみのある繊細な筆遣いで描く。26日まで。

 成瀬さんは国民学校の3年生だった昭和19年8月、大阪から現在の東近江市へ集団疎開。その際の経験を画集「時空の旅」(たる出版)にまとめており、原画77点を展示している。

 美しい農村で子供同士が遊んだり、祖母とピクニックを楽しんだりするイラストのほか、米軍と日本軍の戦闘機が疎開先の上空で空中戦を繰り広げる様子も登場する。

 成瀬さんは「当時多くの大人たちが子供を必死に守り、その子供たちが戦後の日本の復興を支えた。感謝しかない」とし「疎開生活は暗いイメージで語られることが多いが、実際は人々の愛を目の当たりにした1年間だった」と振り返る。

 東近江市から夫婦で訪れた松本正忠さん(75)は「子供のころはまだこういう光景が残っていた。懐かしい。表情豊かな子供たちを見ていると、子供はいつの時代も変わらないと思った」と話していた。

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