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【台風20号】トラック車横転、男性軽傷 彦根城の漆喰剥落

外壁の漆喰が剥がれた彦根城の天秤櫓(彦根市提供)
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 23日深夜から24日未明にかけ滋賀県に最接近した台風20号により、各地でけが人が出たほか文化財が損傷するなどの被害が相次いだ。鉄道やバスのダイヤの乱れは24日午前中も続き、県民生活に大きく影響した。

 大津市の1地区51世帯に避難勧告が、甲賀市の16地区5666世帯と日野町の4地区124世帯、多賀町の22地区784世帯に避難準備情報が出された。

 県のまとめによると、長浜市と大津市で男女2人が強風で転倒したほか、米原市の駐車場でトラックが横転し、中にいた運転手の男性が頭を打つなどした。いずれも軽傷とみられる。

 東近江市の東近江合同庁舎では、屋外の照明灯のガラスカバーが落下し破損。守山市役所では、庁舎の18カ所で漏水が確認され、うち4カ所で天井の一部が剥がれ落ちた。湖南市では民家のガレージの屋根の一部が壊れた。

 大津市のびわこ文化公園や湖岸緑地など5カ所で倒木が起き、撤去作業が行われている。また、長浜市高月町井口の日吉神社では神木(直径約70センチ、推定樹齢約150年)が倒れた。

 強風などによる停電も発生し、24日午前11時時点で高島市で約80軒、米原市で約10軒で停電した。

 降雨や倒木などにより国道や県道14カ所で通行止めや通行規制が行われ、高島市営バスが運休するなどの影響が出た。

 鉄道の乱れは24日も続いた。JR北陸線の一部と草津線は午前11時、東海道線と湖西線の一部区間は午後になってそれぞれ運転を再開した。

 文化財の被害も相次ぎ、彦根市の彦根城天秤櫓(てんびんやぐら)と二の丸佐和口多門櫓(さわぐちたもんやぐら)(いずれも国重要文化財)の漆喰(しっくい)が剥がれたり、野洲市の大行事神社本殿(同)の柱が傾くなど、計6件の被害が確認された。

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