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【台風20号】JRと阪神が運転見合わせで阪急に乗客殺到、ホームに人あふれ危険な状態に

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 23日夜から24日未明にかけて徳島から兵庫を通過し、各地に爪痕を残した台風20号。JRや私鉄が運行を見合わせるなどした影響で、近畿の鉄道は24日朝から大混乱に陥った。また、台風に伴う大雨で、和歌山県新宮市の熊野川が同日未明に氾濫。近隣の家屋が浸水したほか、近くの福祉施設(障害者支援施設)が一時孤立状態となり、利用者らは不安な夜を過ごした。

混み合う阪急・神戸三宮駅の改札口=24日午前、神戸市中央区(恵守乾撮影)
混み合う阪急・神戸三宮駅の改札口=24日午前、神戸市中央区(恵守乾撮影)

「始業に間に合わない」

 阪神間ではJRと阪神電鉄が運行を見合わせた結果、阪急に乗客が殺到した。阪急神戸三宮駅は24日朝、通勤する会社員や通学する学生らで一時大混雑。同駅ではホームに人があふれて危険な状態となったため、阪急は午前7時ごろから阪神が運転を再開した同8時過ぎまで入場制限を実施した。この間、ホームに到着する電車は常に満員状態で、混雑する電車から降りる際に乗客に押され、ホームに倒れ込む女性客もいたという。

 神戸市中央区の男性会社員(27)は「JRの運転再開のめどが立たないために阪急に来たが、混雑ですぐに乗車することができない。会社は通常通りの8時始業なので間に合わない」と焦った表情。兵庫県豊岡市の会社員、栗本透さん(77)は「朝から満員と遅延が続き、疲れ切った。運行案内のアナウンスも分かりにくく、どこからなら電車に乗れるのか分からなかった」とぼやいた。

▼台風対応に追われシャッター開け忘れ…南海電鉄七道駅、始発電車に乗車できず

 大阪市北区のJR大阪駅も混雑が続いた。市内に通勤する兵庫県伊丹市の会社員、那須裕亮さん(26)が「普段以上にぎゅうぎゅう詰めで身動きが取れなかった」と疲れ切った様子で話した。

 台風が通過しているにもかかわらず、24日も一部で運行見合わせや間引き運転を行った理由について、JR西日本の担当者は「線路設備の点検や、前日に車両を所定の車庫に戻せなかったため」と説明した。

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