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【関西の議論】兵庫県で初代知事の伊藤博文像の再建が進まぬ理由 背景に歴史問題も

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 初代知事の功績をたたえるためとはいえ、自治体が再建を進めることによって伊藤博文像が歴史問題と関連づけられるのではないか。県などが公費で銅像を造ることで、トラブルに巻き込まれるなどの懸念が県庁内に広がっているのだ。

 ■米では慰安婦像問題も勃発

 伊藤博文像をめぐる構図は、立場は違うが、慰安婦を「性奴隷」と記した碑文や像を公共物化した米カリフォルニア州サンフランシスコ市との姉妹都提携の解消を決めた大阪市をめぐる一連の問題に似ている。

 この問題は、在米中国系民間団体の働きかけで、サンフランシスコ市に慰安婦を「性奴隷」と記した碑文や像が昨年9月に設置され、同市が寄贈を受け入れたことに始まる。姉妹都市の大阪市は再三にわたり懸念を伝えてきたが、公共物化によって「信頼関係は消滅した」として昨年12月13日に解消を決定した。ただ、当時のサンフランシスコ市長が急死。今年7月に新市長が就任し、両市の対応が注目される。

 兵庫県幹部の一人は「もし県や神戸市が建てるとなれば、韓国から何を言われるか分からない」と漏らす。別の幹部も「県内には(在日韓国人など)いろんな人がいる。できることは市民からの提案を受けて、設置場所の提供を検討することくらい」と話す。

 これに対し、花隈自治会の浜野さんは、行政の動きが鈍いままであれば資金を募るなどして民間の力で再建を検討するという。「きれいになった台座を活用できれば一番だが、場所はどこになっても後世に歴史を伝えるために銅像再建を実現したい」と訴える。今後については「他の自治会や有識者を巻き込んでもっと機運を高める」と意気込んでいる。

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