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【関西の力】野球(4)スター生む大阪 甲子園通算353勝 「他地域の子供より貪欲」

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【関西の力】
野球(4)スター生む大阪 甲子園通算353勝 「他地域の子供より貪欲」

 高校野球の聖地、甲子園球場(兵庫県西宮市)で開かれる春の選抜大会と夏の全国選手権大会。都道府県別で春夏合わせて最多となる21度の優勝を誇るのが大阪府だ。勝利数も353勝でトップ。ベスト10には、兵庫(2位)▽和歌山(5位)▽京都(7位)-の3府県も入る。数々の名勝負が繰り広げられてきた夢の舞台からは、清原和博(49)と桑田真澄(48)の「KKコンビ」(PL学園)や、大阪桐蔭の藤浪晋太郎(22)=阪神=ら、多くのスター選手が誕生した。

平成24年夏の甲子園で優勝し、抱き合って喜ぶ大阪桐蔭の藤波晋太郎投手(右)と森友哉捕手 平成24年夏の甲子園で優勝し、抱き合って喜ぶ大阪桐蔭の藤波晋太郎投手(右)と森友哉捕手

先輩の背追う

 近年の大阪府の高校野球は履正社と大阪桐蔭の「2強」といえる。ただ、履正社の夏出場はまだ3度。昭和62年から指揮を執る岡田龍生監督(55)は「最初はずっと打倒PL学園が目標でね。大阪大会でも何度も負け、勝つのに16年かかりました」と苦笑する。PL学園以外にも強豪校が多く、就任当初は有望選手を集める上でも苦労した。

 昨夏の大阪大会には177校が参加。愛知(190校)神奈川(188校)両県に次ぐ激戦区で、大阪府から甲子園に出場するのは“狭き門”だ。そうした背景もあり、関西から他の地域へ転出し、甲子園出場を目指す球児は多い。

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 昨夏の出場校のうちベンチ入りメンバー18人の中に関西出身者がいたのは、尽誠学園(香川)の13人を筆頭に、22校にも上る(関西2府4県の出場校除く)。4強入りした秀岳館(熊本)では11人を占めたが、要因はボーイズリーグの強豪、オール枚方ボーイズ(大阪府枚方市)を率いていた鍛治舎巧氏(65)が平成26年に監督に就任したこと。高校野球の解説者としても知られていた鍛治舎氏を慕い、ボーイズ時代の多くの教え子が進学した。

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