PR

産経WEST 産経WEST

【夏の甲子園】担当記者が振り返る…大阪桐蔭、選手層の厚さで圧倒 初導入のタイブレークに一定の成果

Messenger

 第100回全国高校野球選手権大会は、大阪桐蔭(北大阪)が史上初となる2度目の春夏連覇の偉業を達成して幕を閉じた。同校は投打ともに選手層の厚さで圧倒。準決勝の済美(愛媛)、決勝の金足農(秋田)と、相手チームがエースへの依存度が高かったのとは対照的だった。

夏の高校野球結果
夏の高校野球結果

 投手陣は、決勝で完投したエース柿木のほか、根尾、横川と左右の好投手が分担して登板し、大会中の疲労を少なくとどめた。攻撃も中川、藤原、根尾らを中心とする打線が6試合で計66安打と活発で、抜きんでたチーム力で他校を寄せ付けなかった。準優勝の金足農はエースの吉田が6試合で計881球を投げ、連投の負担が大きかったのが残念だった。

 今大会では初めてタイブレークが導入され、1回戦の佐久長聖(長野)-旭川大(北北海道)、2回戦の星稜(石川)-済美の2試合で行われた。早期決着のために人為的に好機を作る方式への根強い反対意見もあったなか、投手の投球数を抑える一定の効果はあった。僅差の接戦も目立ち、1点差の試合は全体の約3割にあたる16試合にも上った。

▼秋田朝日放送ツイート「ひえ…あの吉田くんからHRを・・・(あわあわ)」

 昨年、大会最多記録となる68本が飛び出した本塁打は51本。昨年、個人の1大会記録となる6本塁打を放った中村奨成(広陵、現広島)のような飛び抜けた長距離打者は少なかった。一方、8強進出校が対象となる「個人最高打率」では、近江(滋賀)の住谷が4試合で7割6分9厘(13打数10安打)を記録し、第70回大会(1988年)の古閑憲生(津久見)の7割2分7厘(3試合11打数8安打)を更新し、個人最高打率をマークした。

(上阪正人)

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ