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「神仏は習合するもの」関西プレスクラブで興福寺の多川貫首が講演

関西プレスクラブで講演する多川俊映・興福寺貫首=21日、大阪市北区のヒルトン大阪(前川純一郎撮影)
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 興福寺(奈良市)の多川俊映貫首が21日、大阪市北区で開かれた関西プレスクラブの会合で「明治150年の興福寺」と題して講演。明治政府による神仏分離の政策にからんで「興福寺だけを見ても神仏習合を捨てた歴史はない」と語った。

 多川貫首は、興福寺は神仏習合で春日大社と一体的に歩んできた、と紹介しながら、「神仏分離となったが、私たちは分離しなかった」と指摘。法要で神様を呼ぶことを例に挙げた。

 その上で「仏教にも神道にも、あらゆる存在に意味を見いだす考え方があり、神仏は習合するものだと思う」との考えを示した。

 一方、10月に落慶(らっけい)法要が営まれる中金堂(ちゅうこんどう)について、焼失するたびに天平(てんぴょう)文化の様式で再建を繰り返してきた歴史に触れ「天平回帰が興福寺の流儀」と強調。国宝・阿修羅(あしゅら)像や天平写経を示し、「天平の時代性は言葉で表すと、『端正』『典雅』『剛勁』(ごうけい)(強さ)だろう」と語った。

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