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【理研が語る】天気予報の時間「18時53分」に思いを馳せ…ゲリラ豪雨、ピンポイント予報目指し日夜研究

天気予報
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 私は静岡にある釣具店の家に生まれ育った。釣具店にとって、天気は売り上げに直結する重要なポイントだ。そのためか、わが家には18時53分から放映されるテレビの天気予報を見る、という絶対のルールがあった。

 毎日18時53分になると、計ったように父が居間にやってきて、無言でテレビのチャンネルを変える。子供たちがアニメ番組を見ていようと、お構いなしである。店が忙しければ、母が代わってチャンネルを変える。しかし、お気に入りの番組を突然変えられようと、不思議と嫌な思いをした記憶はない。幼かった私にとって、天気予報の何が魅力的だったのかわからないが、「18時53分」はむしろ楽しみな時間の一つであった。

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 日々繰り返される18時53分の天気予報は、私を気象の世界に誘うのに十分であった。いつしか私は、天気予報をもっと正確にしたい、という野望を持つようになっていた。高校、大学、大学院と進学を重ねる中で、人生の希望に迷いはなかった。

 時は経ち、私は本当に天気予報の研究を仕事にしてしまった。そして今、いわゆるゲリラ豪雨と呼ばれる、突然降りだす大雨をピンポイントで予報すべく、日夜研究に勤しんでいる。

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