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【パナソニック100年・浮上の処方箋(2)】中韓台頭にも強気 独自生産技術で差別化

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 兵庫・尼崎市の臨海部に国内最大級の物流施設「ハブ・アマガサキ」がそびえ立つ。敷地面積は甲子園球場約3個分の12万4千平方メートル。インターネットで注文された日用品や医薬品がここから消費者に届けられている。この場所はかつて隆盛を誇ったパナソニックのプラズマパネル工場だった。平成21年11月に稼働を始めたが、2年足らずで生産終了に追い込まれた。技術の進歩、競争、そして設備投資を繰り返してきた、日本の家電の栄枯盛衰を示す象徴でもある。

  プラズマの失敗

 パナソニックが8年から画質を強みに売りだしたプラズマテレビ。地上デジタル放送の開始などの追い風もあり、生産はうなぎ上りに増え、巨額投資の流れができていく。

 しかし、20年のリーマン・ショックが襲う。40型以上はプラズマ、32型以下は液晶と技術的なすみ分けがあったが、このころを境に液晶が大型化。サムスン電子、LG電子の韓国メーカーの猛追に競争は激化し、プラズマ需要の落ち込みに追い打ちをかけた。22年度の出荷計画を1千万台としたが、実績は752万台と在庫の山を築いた。

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