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【夏の甲子園】敗れたエース山口直 「済美の名を全国に知ってもらえた」 敵指揮官も「粘投に涙が出るほど」

全国高校野球選手権準決勝、大阪桐蔭戦に先発した済美・山口直=20日、甲子園球場
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 第100回全国高校野球選手権大会第15日は20日、甲子園球場で準決勝が行われ、済美(愛媛)は大阪桐蔭(北大阪)に2-5で敗れ、決勝進出はならなかった。

 最後の夏に終わりが告げられても、エースはどこか、誇らしげだった。済美の山口直はこの日も136球を投げ抜き、5失点完投。準々決勝、報徳学園戦の救援を除き、4試合で完投した右腕は「すごく楽しかったし、これからの人生の力になった」と振り返った。

 投球に5段階のギアを持つ。四、五回と不運な打球や制球のわずかな乱れで勝ち越されると「もう1つギアを上げた」と“6段目”を解放。強気に内角を突き、以降は無失点に抑えて、目標の5失点以内にまとめた。

 「最後までマウンドは譲らない」。そう心に決めていた。毎日10メートルダッシュを50本積み重ねるなど、スタミナには自信があった。だが、エースと心中する道を選んだ中矢監督は「投手陣を育てていかないといけない」と自省も口にする。そこが巨大戦力を誇る大阪桐蔭との埋めがたい差だ。

 大阪桐蔭の西谷浩一監督は試合後、「敵ながら、(済美の先発の)山口投手が涙が出るくらいの粘投だった」とほめたたえた。

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