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【アジア大会】代表の覚悟、誇り、選手に伝わらず…バスケット男子不祥事、止まらぬ負の連鎖

ジャカルタ・アジア大会のバスケ男子日本代表選手の問題に関する記者会見で、謝罪する日本選手団の山下泰裕団長=20日、ジャカルタ(共同)
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 パワーハラスメントやガバナンス(組織統治)の問題が次々と表面化しているスポーツ界で、またも不祥事が発覚した。ジャカルタ・アジア大会でバスケットボール男子代表の不適切な行動が分かり、4選手が日本選手団から事実上の追放処分を受けた。2020年東京五輪の前哨戦と位置づけ、一線級の選手を送り込んだ大会に水を差す事態となった。

 近年、スポーツ選手のモラルが問われる事象が続いている。4年前の前回仁川(インチョン)大会では競泳選手の窃盗事件が起き、16年はバドミントン選手による違法賭博やスノーボード選手の大麻使用が発覚。競技団体でも日大アメフット部の悪質タックル問題や日本ボクシング連盟の前会長の反社会勢力との交友問題など続々と問題が明らかになった。

 日本選手団の山下泰裕団長は20日の記者会見で、「過去の具体的な事例を引用しながら、日本代表の一員としての覚悟、誇りを意識づけしてきたつもりだったが、選手に十分に伝わっていなかった。極めて残念」と話し、三屋裕子・日本バスケットボール協会会長は「思慮に欠ける行動に言い訳の余地はない。私たちの管理監督責任も痛感している。全力を挙げて管理体制の強化ならびに選手たちの意識改善、向上に取り組む」と悲壮な決意を明らかにした。各競技団体にも改めて注意喚起を徹底したというが、止まらぬ不祥事にスポーツ界への風当たりは一層強まりそうだ。

          (アジア大会取材班)

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