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棚田再生にアジアの農業研究者 岡山・美作で受け入れへ

再生活動が行われている上山地区の棚田
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 岡山県美作市上山地区で、棚田の再生に取り組む認定NPO法人英田上山棚田団は、太洋産業貿易(本社・横浜市)と共同で、「ワールドファーマーズプロジェクト」を始動したと発表した。フィリピンやベトナム、台湾などアジア地域から優れた農業研究者を受け入れ、日本の農業や産業技術と交流。新たな視点での農業の活性化を図る。

 8月末には、バングラデシュから同地区に5人を受け入れ本格稼働。同地区を拠点に全国で毎年増員し、5年をめどに100人規模の第一次産業実践家集団の育成を目指すという。

 同社は、同地区が進めている移動手段としての小型電気自動車の実証実験に参加したのをきっかけに、昨年から、半自律式草刈りロボットの開発に同地区を舞台に取り組むなど、精力的な関わりを続けている。

 美作市役所で開かれた会見には、同棚田団の井上寿美代表理事と同社の今田圭介社長、同市の萩原誠司市長が出席。今田社長は「上山地区は、(都市部の)若い人らが地元住民と協働で再生を進めており、農業の可能性を感じた」と述べ、「アジア地域で実践している農業技術と日本との技術交流を図って研究を進めれば、上山地区が農業研究センターとして、日本の中心になる」と同プロジェクトへの意気込みを語った。

 同地区では、改修した古民家をサテライトオフィスとし、同社が雇用する農業研究者は最低5年間は定住。OBを含めた地域おこし協力隊員とともに、米をはじめ小麦やニンニク、ブドウ栽培などで、耕作放棄地を整備。棚田の再生を加速していく。

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