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【東京五輪への道】美しすぎる最高難度の大技 飛び込み・板橋美波…コーチと歩むメダルへの挑戦

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 「前宙返り4回転半抱え型」、通称109C。女子飛び込みの板橋美波(18)=JSS宝塚=が、世界でただ一人こなせる最高難度の大技だ。今も指導を続ける馬淵崇英(すうえい)コーチ(54)が1日9時間の猛練習を課し、習得させた。馬淵コーチが下半身のバネと回転の力強さにたぐいまれな素質を見いだしたのは、板橋がまだ小学生の頃。以来、「鉄は熱いうちに打て」の信念で育て上げてきたエースは、2年後の東京五輪で日本勢初のメダルを目指す。(岡野祐己)

東京五輪でのメダルに向け、練習を重ねる板橋美波。馬淵崇英コーチ(左)が見守り続ける(恵守乾撮影)
東京五輪でのメダルに向け、練習を重ねる板橋美波。馬淵崇英コーチ(左)が見守り続ける(恵守乾撮影)

小学校3年生で見せた才能

 「回転のスピード、脚のバネの強さは男子選手並み。体力と根性もある」。小学3年で飛び込みを始めた板橋を見て、馬淵コーチは素質にほれ込んだ。5年になると、小学生では唯一、当時JSS宝塚の先輩だった次女の優佳(ゆか)(現姓瀬戸、昨年引退)や寺内健(現ミキハウス)、辰巳楓佳(ふうか)(現JSS宝塚コーチ)がいる強化コースに入れた。スパルタ指導が始まった。

 翌2011年、中国・上海の世界選手権に出場する先輩の事前合宿に同行させ、全体練習後も居残りで入水姿勢などを繰り返し確認した。「泣くな」「危険なスポーツだから気を抜くな」と厳しい言葉をかけるのが馬淵流。「よく声がかれないなというぐらい怒られた。2週間の合宿中、毎日泣いていた」と板橋。馬淵コーチは「成り行きではなく、早いうちに強化したかった。鉄は熱いうちに打て、という言葉があるように」と振り返る。

東京五輪での表彰台を目指している飛び込みの板橋美波=大阪市港区の丸善インテック大阪プール(恵守乾撮影)
東京五輪での表彰台を目指している飛び込みの板橋美波=大阪市港区の丸善インテック大阪プール(恵守乾撮影)

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