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【今週の注目記事】北朝鮮へ3度も強制送還、銃殺免れたのは「弾がもったいない」から…脱北女性、衝撃の講演内容

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「故郷はやはり北朝鮮。いつも恋しい場所です」と話す金さん
「故郷はやはり北朝鮮。いつも恋しい場所です」と話す金さん

 韓国の脱北者団体「自由と人権のための脱北民連帯」代表の金兌姫(キム・テヒ)さん(46)の講演が先月、島根県出雲市であった。金さんは「北朝鮮からの脱出を試みて3度の強制送還を経験した」と自らの経歴を説明。現在は韓国籍を取得し、韓国で暮らす脱北者の生活を守り、北朝鮮の民衆の人権を勝ち取ることなどを目指して活動を続ける。日本での講演は初めてといい、「日本の厳しい姿勢が北朝鮮の問題解決に重要な役割を持つ。みなさんが関心を持ってほしい」と訴えた。講演の主な内容は次の通り。

 私は、中国との国境沿いにある北朝鮮・会寧(フェリョン)市の出身です。国境を流れる豆満江(ドゥマンガン)という川は、北朝鮮から中国へ逃げる時に使われるのですが、韓国語には「逃げる、逃亡する」を意味する「ドマン」という言葉があり、脱北者たちは豆満江のことを「ドマンガン(逃げる川)だ」と言っています。

 両親は中国の延吉(イェンチー)市に住んでいたのですが、1964年に会寧へ移りました。姉が2人、兄が1人いましたが、飢餓がひどくみんな死んでいき、96年には兄が亡くなったので、「残った父までも死なせたくない」との思いで延吉の親類に助けを求めようと、(単身で)豆満江を渡ったのです。

 親類には会えましたが、北へ無事に戻れるか、戻れてもどのくらい世話を続けられるか分からず、私はこちらで結婚するよう勧められました。結局、父には5年間で1万元を仕送りするという条件で、私は自分を“売った”のです。

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