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【Sコラム】大阪桐蔭の強さは「B戦」にあり 非エリートの育成がカギ

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 甲子園で熱戦が続く全国高校野球選手権。史上初の2度目の春夏連覇を目指して戦う大阪桐蔭(北大阪)が準決勝に進出し、4年ぶり5度目の夏の全国制覇に向けて歩を進めている。今秋のドラフト上位候補の精鋭選手たちが集うチーム。強さの秘密は、部員全員にメンバー入りのチャンスを与える西谷浩一監督の指導方針にある。(上阪正人)

しぶとさを持った貴重な選手

 10-4で快勝した2回戦の沖学園(南福岡)戦。同点で迎えた六回、大阪桐蔭は相手投手を攻め、「2番・右翼」の青地斗舞(あおち・とうま)外野手(3年)が2死満塁から2点適時打を放って点差を広げた。西谷監督は試合後、「青地は『B戦』を通してたたき上げで作ってきた子。しぶとさを持ったチームでは貴重な選手」と手放しでほめていた。

2回戦の沖学園戦の6回 2点適時打を放つ大阪桐蔭・青地斗舞=甲子園球場(村本聡撮影)
2回戦の沖学園戦の6回 2点適時打を放つ大阪桐蔭・青地斗舞=甲子園球場(村本聡撮影)

 青地は、1年から活躍していた根尾昂(あきら)内野手(3年)、藤原恭大(きょうた)外野手(3年)らプロ注目のエリート組とは違い、レギュラーをつかんだのは昨秋から。練習を積み重ね、チーム内の激しいレギュラー争いを勝ち抜いた。

 監督が指摘した「B戦」とは、主にベンチに入れなかった選手の強化を目的とした他校との練習試合のことを差す。平日には近大付や太成学院大高など大阪府内の強豪とナイターで練習試合。週末には他府県にも遠征して数多くの試合をこなす。試合勘を鍛えるのも目的で、いわば、プロ野球の各チームの2軍戦の位置づけに近い。

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