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【関西の議論】「背広」は死語か…20代3割「知らない」 クールビズで消費も縮小

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 背広が、欧米から取り入れた服装であることは間違いないが、この言葉はいつごろから使われたのだろうか。「日本国語大辞典第二版」(小学館)によると、明治3(1870年)に使用例があり、明治20~22(1887~89)年に発表され、近代小説の始まりとされる二葉亭四迷の「浮雲」にも出てくる。

職場での服装カジュアル化、ピークの4分の1に

 呼び方のほかにも、変化はある。

 実は、家庭での背広、つまりスーツに対する支出はこの30年あまりで大きく減少している。総務省の家計調査によると、1世帯(2人以上、農林漁業世帯を除く)あたりの「背広服」に対する年間支出金額は昭和60年に1万3978円だったが、32年後の平成29年には半分以下の5217円にまで減っている。ピークだったのは平成3年の1万9043円で、この年と比べると、29年はほぼ4分の1だ。

 平成17年には、環境省が提唱したノーネクタイ、ノー上着の「クールビズ」がスタート。期間は当初、6~9月の4カ月だったが、東日本大震災が発生した23年から27年までは5~10月の半年間に伸びた。28年からは5~9月と1カ月短縮されたが、それでも5カ月に及んでいる。サラリーマンらはこの半年近い期間中、スーツにとって大切な上着を着用していない。さらに、インターネット時代に入り、年中カジュアルな服装で勤務するIT企業も多くなっている。

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