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【リレー講座 関西経営者列伝】フェリシモ・矢崎和彦社長(4)2020年に本社移転 神戸を生活文化の都に

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講演するフェリシモの矢崎和彦社長=大阪市浪速区の本社(前川純一郎撮影)
講演するフェリシモの矢崎和彦社長=大阪市浪速区の本社(前川純一郎撮影)

神戸への思い、婚約者と同じ

 --大阪に本社を置いていたが、神戸への本社移転を決めた矢先の平成7年、阪神・淡路大震災が発生した

 「当時、本社は大阪・梅田に、もっと昔は大阪市城東区に本社がありました。ただ、(社員が増えて)梅田のオフィスではまかないきれなくなり、当初は大阪・千里中央にあるビルに移転を決めました。もう一方で、配送センターを集約する必要があり、神戸市須磨区によい場所を見つけました。そうなると配送と本社が離れてしまう。そこで、本社も神戸にしようと決めました。ちょうど神戸(市中央区)の旧居留地のビルに、かなりまとまったスペースが空いていた。とても気持ちのいい場所で、(平成6年)11月後半に(神戸への本社移転を)決めました。12月の賞与の支給のときに『2月に引っ越しするから』と社員に発表して、年が明けて荷物の整理を始めたときに地震が起きました。『これはえらいことになった…』と思いました」

 --移転を取りやめる考えはありませんでしたか

 「私自身が、神戸に移るのが楽しみで楽しみで仕方なかったんです。わくわくしてました。地震が起きてすごくショックで、(移転が)遅れてしまうとは思いましたが、移転をやめることは考えませんでした。愛する彼女と結婚するとして、彼女がケガをして結婚が遅れたとしても、結婚そのものをやめようとは思わないでしょう。たとえ遅くなっても、絶対に神戸に行こうと決めていました。実際の移転は平成7年9月。7カ月かかりました」

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