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【リレー講座 関西経営者列伝】フェリシモ・矢崎和彦社長(3)兄の言葉で家業に “売れるカタログ”で業界に革新

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フェリシモの矢崎和彦社長
フェリシモの矢崎和彦社長

家業の顧客、地図で見える化「鳥肌がたった」

 --就職活動を行った上で、最終的に家業を継ぐ道を選んだ。そこには兄の影響があった

 「実家に帰ったときに兄に就職すると言ったら、さみしそうに『帰ってこいよ。俺を手伝ってくれ』といわれました。あまり弱音をはかない人なのに。さらに兄は『お前が(会社に)来るまで、定期採用はしない』といい、理由を聞くと『(入社後の)お前がやりにくいだろうから』と…。そこまで考えてくれたんだと気づいて、気持ちが傾きました。入社したときの社員番号は1025番。25番目の社員でした」

  --入社して初めての仕事はどうでした

 「当時、経営企画室長のような立場だった社員から白い地図をぽんと渡されて、赤いペンと手書きの顧客台帳、シールを渡されました。顧客が1万人で小さいシール、10万人で大きなシールを全国の都道府県に貼ったのが最初の仕事です。最初は、『朝から晩まで何やっているんだろう…』と思ったのですが、そのうち『こんなにたくさんの人がうちの商品を買ってくれているんだ』と気づくと、わくわくして鳥肌が立ちました」

 --その後、当時無料が当たり前だった通信販売のカタログを、有料化した。革新的な取り組みだが、そのいきさつは

 「例えばカード会社などからカタログが送られてきても、中身をちゃんと見て注文まで至る率はすごく低いです。ということは、カタログのほとんどがゴミになっているということ。カタログを作る人間として、もったいないと思っていました」

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