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【アジア大会】芦屋の理系女子高生、セーリング世界一と受験戦争へ挑む

6月にジャカルタで行われたアジア選手権に出場した抜井理紗選手(日本セーリング連盟提供)
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 大阪教育大付属池田高2年の抜(ぬく)井(い)理紗選手(16)=B&G兵庫ジュニア海洋クラブ=が、1人乗りのセーリング「レーザー4・7級」女子代表でアジア大会に出場する。変化する風向きに対応した的確なコース取りが持ち味。風が弱ければ体重が軽い選手が速く進むのが特徴で、身長156センチ、体重49キロと小柄なセーラーは「8月のジャカルタはあまり風が吹かないと聞く。優勝のチャンスはある」。難関国立大工学部への進学を目指しており、アジア大会で結果を残し、来年の受験勉強へ弾みをつける。(ジャカルタ 岡野祐己)

 セーリング経験のある両親の影響で小学2年で競技を始めた。兵庫県芦屋市の自宅近くに所属クラブがあり、芦屋・西宮沖で週末は練習に明け暮れた。最初は思うようにヨットを走らせるのが難しかったが、クラブのコーチで父の康樹(やすき)さん(51)の指導で着実に上達。3年で出場した大分県の国内大会で準優勝し、6度目の挑戦だった中学3年時の全日本選手権では出場した小・中学生140人の頂点に立った。

 「自分の思い描くコースを走れているときが気持ちいいし、楽しい」とヨットの魅力を語る。レースは風下からスタートし、左右にジグザグと向きを変える「タック」をしながら風上に設置されたブイを目指す。風向きを判断し、どの位置でタックをするかが勝負の鍵だ。練習拠点の海は沖に防波堤があるため波のうねりが少ないが、風向きは変わりやすいといい、「風が安定しない海でずっと練習してきたのでタックのコツが自然と身に付いた」。自身は「スタート前にアバウトにコース取りを決めて、どこでタックするかは風を見ながら直感で決める」タイプといい、康樹さんは「スタートは得意ではないが、後ろから追い抜く力がある」と話す。

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